専門医認定試験の受験資格の拡充について
2024年9月頃に実施される第6回専門医認定試験から、ミドル世代向けに受験資格を拡充するため、受験資格Bが創設されます。
専攻医が専門プログラムを修了して受験して合格した場合は認定証Aを付与し、受験資格Bで合格した場合は認定証Bを付与します。
第6専門医認定試験実施要項は、2024年4月頃に公表いたしますが、「実践レポートを医療分野5件、行政・地域分野5件、産業・環境分野5件の計15件以上を作成し、社会医学系専門医・指導医のチェックを受けていること」などが要件となっておりますので、受験を希望される方は、早めの準備をよろしくお願いいたします。
【受験資格B】
以下の要件を全て満たす者とする。以下の要件を全て満たす者とする。
1. 医師免許取得後 10 年以上経過していること
2. 臨床研修 2 年修了者(2004 年以降に医師国家試験を合格した者に限る)
3. 社会医学系専門医協会構成学会・団体の会員・所属歴が3年以上であること
4. 基本プログラム(7科目×7時間=49時間)を履修していること
5. 臨床系の専門医、指導医又は認定医を有していること
(過去に専門医、指導医又は認定医を有していた場合も可)
6. 協会構成8学会の学術大会及び公衆衛生情報研究協議会研究会での
発表(筆頭演者に限る)または協会構成8学会誌への論文発表(筆頭著者に限る)が
1件以上あること。
7. 以下の(a)から(c)の全てを含む社会医学系活動の経験が、常勤換算で通算 5 年以上あること。
(a)行政・地域分野または産業・環境分野でパートタイムの業務を経験している
(b)行政・地域分野または産業・環境分野の学術集会への参加経験がある
(c)行政・地域分野または産業・環境分野の委員会への参加経験がある
8. 実践レポートを医療分野5件、行政・地域分野5件、産業・環境分野5件の
計15件以上を作成し、社会医学系専門医・指導医のチェックを受けていること
【参考】
社会医学系専門医協会構成学会・団体(8学会・6団体)
日本衛生学会 日本医療情報学会 日本産業衛生学会 日本疫学会
日本公衆衛生学会 日本災害医学会 日本医療・病院管理学会
日本職業・災害医学会 全国衛生部長会 全国保健所長会
地方衛生研究所全国協議会 全国衛生学公衆衛生学教育協議会 日本医師会
日本医学会連合